※これは医療アドバイスではなく、私個人の体験記録です。
薬の使用・変更・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
AGA治療の副作用について調べると、
「副作用が怖い。」
「ずっと影響が残るのではないか。」
「始めたら後戻りできないのではないか。」
という不安が出てきます。
私自身も、治療を始める前は気になっていました。
現在、私はフィナステリドと飲みミノを続けています。
治療を始めてから、薬との関係が気になった変化は三つありました。
- 飲み始めた頃の頭の重さ
- 体毛が濃くなった感覚
- 精液量が減ったように感じたこと
ただし、これらがすべて薬によって起きたと医学的に確認できたわけではありません。
頭の重さや体毛については飲みミノとの関係を考え、精液量についてはフィナステリドとの関係を考えましたが、あくまで治療開始後に私が感じた変化です。
結論から言うと、
気になる変化はありました。
ただ、現時点では治療をやめるほどの負担とは感じていません。
大切だったのは、「副作用があるか、ないか」だけで決めず、実際に何が起きているのか、それが生活にどの程度影響しているのかを分けて考えることでした。
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私が感じた変化と、関係を考えた薬
最初に整理すると、私が感じた変化は次のとおりです。
| 感じた変化 | 気づいた時期 | 関係を考えた薬 | その後 |
|---|---|---|---|
| 頭が重い、ぼんやりする | 治療開始から数日後 | 飲みミノ | 約1か月で感じなくなった |
| 体毛が濃くなった感覚 | 治療開始後の比較的早い時期 | 飲みミノ | 現在も変化を感じている |
| 精液量が減った感覚 | 約12か月頃 | フィナステリド | 現在も以前より少ない印象がある |
フィナステリドの添付文書には、射精障害や精液量減少、男性不妊症、精液の質低下などが副作用として記載されています。ただし、私が感じた精液量の変化が実際にフィナステリドによるものかは確認できていません。(PMDA)
また、AGAに対するミノキシジル内服は、日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨されておらず、国内でAGA治療薬として承認された使い方ではありません。私は処方を受けて服用していますが、体調変化については処方医へ相談する前提で考えています。(公益社団法人日本皮膚科学会)
飲み始めて数日後、頭が重いと感じた
AGA治療を始めて数日後、
「あれ、なんとなく頭が重いな。」
と感じるようになりました。
ズキズキする強い頭痛ではありません。
- 頭が重たい
- 少しぼんやりする
- 地味に気になる
という感覚でした。
この状態は、1か月ほど続きました。
正直、この時期は少し不安でした。
「このまま続くのだろうか。」
「薬が自分に合っていないのではないか。」
と考えました。
ただ、私の場合は日常生活ができなくなるほどではなく、その後は特に何もしないまま感じなくなりました。
今は、治療開始時に感じたような頭の重さはありません。
ただし、
体が薬に慣れたから治まった
とまでは言えません。
薬との関係があったのか、別の理由だったのか、自然に治まった理由は自分では分からないからです。
私の場合は結果的に治まりましたが、症状が強い、長く続く、日常生活に支障があるという場合には、我慢せず医師に相談するものだと考えています。
体毛が濃くなった感覚は、かなりはっきりあった
体調面の変化として、私が最も分かりやすく感じたのは体毛でした。
髪の変化よりも、体毛の変化の方が先にはっきり分かったかもしれません。
具体的には、
- 腕や脚の毛が、以前よりしっかりした
- 毛一本一本が太くなったように感じた
- 顔の産毛も、少し存在感が増した
という変化です。
写真や検査で比較したわけではありません。
それでも、自分の感覚としては「気のせい」と言い切れない違いがありました。
飲みミノとの関係を考えましたが、私自身が医学的に原因を確認したわけではありません。
ただ、治療を始める前より、体毛が濃くなったという実感はあります。
体毛の変化は、不安よりも小さなストレスだった
体毛が濃くなったことで、強い恐怖を感じたわけではありません。
ただ、まったく気にならなかったわけでもありませんでした。
- 清潔感が少し下がったように感じる
- 床に落ちた体毛が目につく
- この先さらに濃くなるのだろうかと考える
大きな悩みではありません。
しかし、生活の中で地味に引っかかる変化でした。
髪を増やすために治療を始めたのに、別の場所の毛が気になる。
少し皮肉な感じもしました。
それでも私は、体毛が増えたことだけを理由に治療をやめようとは思いませんでした。
今のところ、AGA治療によって減った困りごとの方が、体毛によって増えた困りごとより大きいと感じているからです。
体毛の変化が、脱毛を考えるきっかけにもなった
体毛の変化を感じるようになってから、
「このままでいいのだろうか。」
と考えることが増えました。
完璧に体毛をなくしたいわけではありませんでした。
ただ、何も考えずに放置するのも少し違うと感じました。
その結果、私は医療脱毛という別の選択肢にも目を向けるようになりました。
もちろん、
副作用が出たから、脱毛すれば解決する
という話ではありません。
私の場合は、AGA治療後に体毛への意識が強くなり、それまで曖昧だった体毛の悩みを考えるきっかけになったということです。
髪をどうするか考えた経験が、今度は体毛をどうするか考えることにつながりました。
約12か月頃から、精液量が減ったように感じた
この話を書くかどうかは迷いました。
ただ、実際の体験として気になる人もいると思うので、曖昧にせず書きます。
結論から言うと、
治療前より、精液の量が減ったように感じています。
気づいたのは、治療開始から12か月ほど経った頃です。
治療を始めてすぐに急激な変化を感じたわけではありません。
あるとき、
「そういえば、以前より少ない気がする。」
と気づきました。
その後も、治療前より少ないという印象があります。
ただし、これはあくまで自分が見た範囲での感覚です。
量を測ったわけではありません。
精子数や運動率などの検査を受けたわけでもありません。
妊孕性への影響を確認したわけでもありません。
フィナステリドの添付文書には精液量減少や精液の質低下などの記載がありますが、私自身の変化との因果関係は断定できません。(PMDA)
「精液量が減った」と「妊娠しにくくなった」は同じではない
私が感じたのは、あくまで見た目上の精液量の変化です。
精液量が減ったように見えたからといって、
「精子が減った。」
「妊娠しにくくなった。」
と自分で判断することはできません。
そこは分けて考える必要があります。
私自身は検査を受けていないため、精子数や妊孕性については分かりません。
もし妊活中で、このような変化が気になった場合には、自己判断せず医師に相談すると思います。
もし妊活中だったら、私は治療開始を慎重に考えたと思う
正直に言うと、もし私が妊活中だったなら、この時期に治療を始めるかは、今以上に慎重に考えたと思います。
それは、
- 精液量などの変化が気になる可能性がある
- 妊活中に余計な不安を増やしたくない
- 何か変化があったとき、治療との関係を考え続けてしまう
からです。
これは、
「妊活中はフィナステリドを使用してはいけない。」
と私が判断しているわけではありません。
私自身なら、治療の必要性や不安を医師に伝え、開始時期を相談しただろうという話です。
同じ変化でも、
- 妊活中か
- 子どもを希望しているか
- 体調への不安がどれくらい強いか
- 治療から得ているものがどれくらいあるか
によって、受け止め方は変わると思います。
私が治療を続けている理由
ここまで、治療後に感じた変化を書いてきました。
それでも私は、現在も治療を続けています。
理由は単純で、
今のところ、治療によって減った困りごとの方が、増えた負担より大きいからです。
治療前は、1〜2ミリまで短くしなければ落ち着きませんでした。
今は約1センチまで伸ばせるようになり、以前ほど鏡や頭のことを気にせず過ごせています。
一方で、
- 頭の重さは約1か月で感じなくなった
- 体毛は気になるが、生活を大きく乱すほどではない
- 精液量には変化を感じるが、現時点では治療をやめるほどの問題とは考えていない
という状態です。
だから今は続けています。
ただし、
今まで続けてきたから、今後も必ず続ける
と決めているわけではありません。
「戻れる設計」よりも、「見直せる前提」を持っていた
以前の私は、副作用への不安が強くならなかった理由を、
最初から戻れる設計をしていたから
と表現していました。
坊主やアートメイクという選択肢があり、薄毛が戻ったとしても、その時の状態に合わせられると思っていたからです。
ただ、副作用については、
薬をやめれば、必ずすべて元に戻る
とは言えません。
症状によって対応も経過も異なるからです。
そのため、今は「戻れる」というより、
気になる変化があれば医師に相談し、治療を見直せる前提を持っていた
と考えています。
治療を始めたら、何があっても耐えなければならないわけではない。
異変を我慢して続ける必要もない。
一方で、少し気になっただけで、自己判断ですぐ中止する必要もない。
相談して、続け方を変えることもできる。
その余地を残していたことが、私にとっての安心でした。
私なら、こんなときは医師へ相談する
今のところ治療を続けていますが、どんな変化でも様子を見るつもりではありません。
私なら、次のような場合には医師へ相談します。
- 症状が強い、または長く続いている
- 日常生活に支障が出ている
- 以前にはなかった体調変化がある
- 妊活や将来の妊娠への不安がある
- 不安が強く、薬を飲むこと自体が苦痛になっている
- 治療によるメリットより、体への負担の方が大きいと感じる
副作用かどうかを自分だけで確定するのではなく、
「治療を始めてから、このような変化を感じています。」
と伝えるのがよいと思っています。
治療との関係があるのか。
このまま続けてよいのか。
薬の量や内容を見直す必要があるのか。
そこは医師に相談して考える部分です。
副作用があるかではなく、自分がどう受け止められるか
副作用について調べると、
「危険だからやめるべき。」
「ほとんど起きないから気にしなくてよい。」
という両極端な情報が目に入ることがあります。
ただ、私自身の体験は、そのどちらでもありませんでした。
気になる変化はあった。
けれど、現時点では治療を続けられている。
困ったこともあれば、治療によって楽になったこともある。
その両方があります。
大切なのは、
- 実際にどのような変化が起きたか
- 生活にどの程度影響しているか
- 治療から得ているものと釣り合っているか
- 不安を抱えたまま我慢していないか
を、自分の状況に合わせて考えることだと思います。
私がこの治療内容を選んだ理由と、利用しているクリニックについてはこちらにまとめています。
→ レバクリを2年以上使った私の体験談|価格と国産薬で迷って選んだ理由
私の現在地は、「変化はあったが、まだ続けられる」
AGA治療を始めてから、私は三つの変化を感じました。
- 開始直後に頭が重く感じた
- 体毛が濃くなったように感じた
- 約12か月頃から精液量が減ったように感じた
ただし、それぞれが薬によるものかは、医学的に確認できていません。
頭の重さは、その後感じなくなりました。
体毛の変化は今も感じています。
精液量も、以前より少ない印象があります。
それでも現時点では、
副作用の可能性が気になる変化はあった。
ただ、治療によって得ているものの方がまだ大きい。
という判断です。
だから続けています。
ただ、今後も同じとは限りません。
体調や生活、治療から得られるものが変われば、判断も変えます。
副作用が怖いから始めない。
効果があるから何があっても続ける。
そのどちらかに決めるのではなく、
変化を見ながら、必要なときに相談し、見直せる状態で続ける。
それが、今の私の治療との付き合い方です。
フィナステリドを続けるかどうかの判断については、こちらで整理しています。
→ フィナステリドは続けるべき?
40代の体験から考える3つの判断基準
薬をやめる具体的なタイミングについてはこちらです。
→ フィナステリドはいつやめる?
40代の体験から考える「やめるタイミング」
AGA治療全体の出口についてはこちらで書いています。

