※これは医療アドバイスではなく、あくまで私個人の体験と考え方を整理したものです。
治療の継続・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
フィナステリドをやめると、AGAは進行する可能性が高い
まず、前提として整理しておきたいことがあります。
一般論としては、
フィナステリドをやめると、AGAの進行は再開する可能性が高い
と言われています。
フィナステリドは、
- AGAを治す薬ではなく
- 進行を抑える薬
だからです。
飲んでいる間はブレーキがかかり、
やめればそのブレーキが外れる。
この点については、
過度に楽観的に考えるべきではないと思っています。
それでも「やめてよかった」と感じる人がいる理由
では、
なぜ「やめてよかった」と言う人がいるのでしょうか。
それは多くの場合、
やめても進行しなかったから
ではありません。
実際には、
次のような整理で語られていることがほとんどです。
進行はしたが、「困らなかった」
フィナステリドをやめたあと、
- 少しずつ薄くなった
- 以前よりは後退した
それでも、
- 見た目
- 生活
- 気持ち
に大きな支障が出なかった。
その結果として、
この状態なら、
薬を飲み続けないほうが自分には合っていた
と感じる。
このケースが、一番多い印象です。
髪よりも、別の価値を取った
もう一つ多いのは、
- 副作用への不安
- 薬を飲み続けることへの違和感
- 「ずっと続ける」という前提そのものへの抵抗感
こうしたものから解放されたことで、
髪は多少減っても、
生活全体は楽になった
という判断に落ち着いたケースです。
「やめてよかった」は、医学的な勝利宣言ではない
ここで大事なのは、
「やめてよかった」=「進行しなかった」
という話ではない
という点です。
多くの場合それは、
- 進行する前提を理解したうえで
- それでも自分は大丈夫だと判断した
という、価値観と状況の話です。
私自身は、フィナステリドをやめていません
ここで、私自身の立場も正直に書いておきます。
私は、
フィナステリドをやめて
「よかった」と感じた経験はありません。
一度も、
「やめようか」と本気で考えたこともありません。
理由はとてもシンプルで、
今の状態が、ちょうどいいから
です。
私がフィナステリドをやめていない理由
もし今やめたら、
私が一番不安に感じるのは、見た目の変化です。
いまは、
- 坊主の長さ
- 見た目のバランス
- 気持ちの落ち着き
が、ようやく安定しています。
ここからまた薄くなり、
- 坊主を短くする
- 調整をやり直す
- 気持ちが揺れる
そうした日々に戻ることを想像すると、
今はやめない、という判断になります。
副作用や違和感はゼロではありませんが、
- 生活が壊れるほどではない
- 家族との日常も維持できている
- コストも許容範囲
そのため、
続けることのほうが、
今の自分には楽
という結論に落ち着いています。
フィナステリドをやめるかどうかで大事なのは、「どうなったら困るか」
私自身、この考え方で
「やめる・続ける」を判断してきました。
この「困らない状態」という軸については、
こちらの記事で全体像をまとめています。
ここまで整理してきて、
一番大事だと感じているのは、ここです。
やめるかどうかではなく、
「どうなったら困るか」を先に考えること
人によって、
- 困るライン
- 気にする度合い
- 生活への影響
は、まったく違います。
- 少し薄くなっても平気な人
- 気持ちが乱れる人
- 家族や仕事に影響が出る人
どれも間違いではありません。
後悔しやすいのは、準備がないままやめたとき
逆に、
「やめて後悔した」という人の多くは、
- 想定より早く進行した
- 心理的な準備ができていなかった
- 「ここまでなら大丈夫」という線を引いていなかった
というケースが目立ちます。
進行そのものよりも、
進行したときに、
自分がどう感じるかを
想像していなかったこと
が、後悔につながっている印象です。
だから私は、
やめるとしたらどうやめるか、
という前提も最初から持っていました。
→AGA治療はいつやめる?最初から「やめ方」を決めておくと楽になる
まとめ|やめるかどうかより、「困らない状態」を決めておく
フィナステリドをやめると、
AGAが進行する可能性は高い。
それでも「やめてよかった」と感じる人がいるのは、
- 進行しなかったから
ではなく - 進行しても困らなかった/別の価値を選んだから
です。
私自身は、
いまは続けるほうが楽だと感じています。
でも、
それが誰にとっても正解だとは思っていません。
やめる/続ける、
どちらにも理由があっていい。
だからこそ、
自分にとって、
何が一番困るのか
そこを先に考えることが、
一番後悔しにくい判断につながると思っています。
