※これは医療アドバイスではなく、あくまで私個人の体験記録です。治療内容の選択・変更・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
※この記事でいう「飲みミノ」は、ミノキシジルの内服薬、いわゆるミノキシジルタブレットを指します。
AGA治療を続ける中で、
効果は感じている。
でも、飲みミノだけはずっと気になっている。
という人もいると思います。
私自身が、まさにその状態です。
現在も飲みミノを服用しています。
ただ、
安全性に十分納得したうえで、迷いなく続けているのか。
と聞かれれば、そうではありません。
調べるたびに引っかかる。
このまま長く続けてよいのかと考える。
それでも、今すぐやめるところまでは決めていない。
この記事では、そんな中途半端に見える状態を、私はどう考えているのかを書きます。
飲みミノを勧めるための記事でも、服用をやめるよう勧める記事でもありません。
気になり続けているのに、まだ服用している。
その状態を曖昧なまま放置せず、自分の中でどう扱っているのかを整理する記事です。
飲みミノが気になり続けるのには理由がある
飲みミノについて調べると、安心して飲み続けられるとは言い切れない情報に出会います。
日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、AGAに対するミノキシジル内服の推奨度はDとされ、「行うべきではない」と記載されています。
AGA治療としての有用性を確認する十分な臨床試験がないことなどが、その理由として挙げられています。
このことを知れば、
本当に、長く飲み続ける前提で考えてよい薬なのだろうか。
と感じるのは自然だと思います。
私も、この引っかかりは消えていません。
治療を始めた当初よりも、むしろ続ける期間が長くなるほど気になるようになりました。
数日や数か月ではなく、今後も何年か服用する可能性を考えると、
今、問題が起きていないから大丈夫。
とだけ考えることはできません。
一方で、怖い情報を一つ見たからといって、すぐに自己判断で中止することも違うと思っています。
だから私は、
不安を消そうとするのではなく、不安が残っていることを前提に考える。
ようになりました。
私は、安全性に納得したから使っているわけではない
私が飲みミノを続けている理由は、
安全性に問題がないと判断したから。
ではありません。
自分の中では、
- 治療後に見た目の変化を感じている
- 現在の状態を保ちたい気持ちがある
- 費用の負担が大きくない
- 現時点で、服用を続けられないほどの体調変化は感じていない
という条件が重なっています。
そのため今は、
すぐにやめるとは決めず、医師に相談しながら続けている。
という状態です。
ただし、これは飲みミノが安全だと証明されたという意味ではありません。
また、同じ条件なら誰でも続けてよいという意味でもありません。
私自身、
効果を感じているから、心配な点を小さく見積もっているのではないか。
と考えることがあります。
反対に、
不安な情報ばかりを見て、実際以上に怖がっているのではないか。
と思うこともあります。
そのどちらか一方に決めきれないまま、今の判断を置いています。
効果を感じているからこそ、判断が難しくなる
もし飲みミノを飲んでも何も変わらなかったなら、私の判断はもう少し簡単だったと思います。
効果を感じない。
安全性も気になる。
それなら、医師に相談してやめる方向を考えやすかったはずです。
しかし、私の場合は治療を始めてから、以前より困らない状態へ進むことができました。
もちろん、どの薬がどこまで影響したのかは分かりません。
フィナステリドだけでも同じ結果になったのか。
飲みミノがどの程度関係しているのか。
飲みミノを使わなければ、今より変化が小さかったのか。
同じ自分で比較することはできないため、確かめようがありません。
それでも、
飲みミノをやめたことで、今の状態を失うかもしれない。
という不安は残ります。
安全性が気になる一方で、やめたあとの変化も気になる。
だから、単純に「怖いならやめればいい」とは考えられませんでした。
「今、問題がない」と「今後も大丈夫」は同じではない
現在、私は飲みミノを服用しています。
そして今のところ、服用をすぐにやめなければならないと自分で感じるほどの異変はありません。
ただ、
今、大きな問題を感じていないことと、今後も安全に続けられることは同じではない。
と思っています。
これは飲みミノに限った話ではありませんが、長く続ける治療では、現在だけでなく今後のことも考える必要があります。
私の場合、治療開始後に、
- 頭が重いように感じた時期
- 体毛が濃くなったと感じたこと
- 精液量が減ったように感じたこと
がありました。
どの変化がどの薬によるものかは分かりません。
また、薬との因果関係を確認したわけでもありません。
ただ、何も感じていないわけではない以上、
今のところ飲めているから、このままずっと考えなくてよい。
とは思っていません。
体調に変化があれば医師に相談する。
服用を続ける意味が薄くなれば見直す。
その前提は持ち続けています。
→ AGA治療の副作用は実際どうだった?
頭痛・体毛・精液量に感じた変化【40代の体験】
飲みミノを信じ切る必要はない
以前の私は、治療を続けるには、
この薬は大丈夫だと信じなければならない。
ような感覚がありました。
疑いながら飲むのは、判断として間違っているのではないか。
不安があるなら、やめるべきではないか。
そう考えることもありました。
でも今は、
納得し切れていないことと、何も考えずに続けることは違う。
と思っています。
私は飲みミノを完全には信じていません。
だからこそ、
- 何のために飲んでいるのか
- どのような変化があれば相談するのか
- いつまで今の内容を続けるのか
- 別の方法を選ぶ余地はあるのか
を考えています。
信じて任せ切るのではなく、
条件が変わったら見直す前提で、今は続ける。
という判断です。
→ AGA治療は「信じて続けるもの」ではなく、「条件付きで預けるもの」
― 不安を大きくしない続け方
飲み続けているからといって、一生続けると決めたわけではない
今、飲みミノを使っていることと、
これから先もずっと使い続ける。
と決めることは別です。
私自身、今後は医師に相談したうえで、
- 飲みミノをやめる
- 外用ミノキシジルへ変更する
- 治療内容そのものを減らす
- 現在の内容をしばらく続ける
といった選択肢を考える可能性があります。
ただ、現時点でどれを選ぶかは決めていません。
以前は
今決めていないことは、判断を先延ばしにしているだけではないか。
とも思いました。
けれど、治療の目的や生活条件は変わります。
今の状態をどこまで保ちたいか。
費用をどう感じるか。
体調に変化があるか。
治療そのものが負担になっていないか。
そうした条件が変われば、判断も変わってよいはずです。
そのため私は、
今続けているから、将来も続けなければならない。
とは考えないようにしています。
外用ミノキシジルへ替えるかどうかも、費用だけでは決めない
私は今後、飲みミノから塗りミノへ替える可能性も考えています。
ただし、
収入や資産に余裕ができたら、塗りミノへ替える。
という費用だけの問題ではありません。
外用ミノキシジルには、外用する手間があります。
毎日続けられるか。
頭皮の状態に合うか。
今の髪型で使いやすいか。
どの程度の効果を期待するのか。
飲みミノから変更した場合に、今の状態がどうなる可能性があるのか。
そうした点も、医師と相談して考える必要があります。
外用薬なら必ず安全で、内服薬なら必ず危険という単純な話でもありません。
ただ、AGA治療としては、ミノキシジル外用は日本皮膚科学会のガイドラインで推奨されている一方、内服は推奨されていません。両者を同じ位置づけで考えることはできません。
その違いを踏まえたうえで、
自分は今、何を優先しているのか。
を考える必要があると思っています。
私がなぜ当時、外用ではなく飲みミノを含むプランを選んだのかはこちらです。
→ レバクリを2年以上使った私の体験談|価格と国産薬で迷って選んだ理由
私が飲みミノを見直すとしたら、どんなときか
今の私は、飲みミノを続けています。
ただし、次のような変化があれば、そのまま続けるとは限りません。
- 体調に気になる変化が出た
- 医師から継続について別の提案を受けた
- 今の状態を保つ必要性が小さくなった
- 治療への不安が、得られている安心を上回った
- 外用薬など別の方法を現実的に続けられるようになった
- 費用や手間を含め、治療全体を見直したくなった
重要なのは、
一つでも当てはまったら、必ずやめる。
という線を自分だけで決めることではありません。
私にとっては、
こうなったら、いったん医師に相談して考え直す。
というきっかけを持っておくことが大切です。
自分だけで安全性を判断することはできません。
しかし、何も考えずに処方を受け続けるのではなく、相談するタイミングを自分で持つことはできます。
飲みミノが気になり続けること自体は、間違いではない
飲みミノへの不安が消えないと、
自分は決断力がないのではないか。
服用すると決めたのだから、もう気にしない方がよいのではないか。
と思うことがあります。
でも私は、不安が残ること自体はおかしくないと思っています。
推奨されていない治療であることを知っている。
長く続けることが気になる。
一方で、今の状態を失うことも不安に感じる。
この二つを考えれば、簡単に割り切れないのは自然です。
ただし、
気になり続けながら、何も確認せずに飲み続ける。
こととは分けて考える必要があります。
不安があるなら、処方した医師に伝える。
続ける理由と、見直す条件を確認する。
自分が服用している量や薬の内容を把握する。
体調の変化を曖昧にしない。
そうした行動につながるのであれば、引っかかりが残っていることにも意味はあります。
私は今、「続ける」と「納得する」を分けて考えている
私は現在、飲みミノを服用しています。
しかし、
飲み続けているのだから、十分納得している。
とは考えていません。
今の判断は、
- 安全性への不安は残っている
- 治療による変化には意味を感じている
- 現時点では、すぐにやめると決めていない
- 条件が変われば、医師に相談して見直す
というものです。
完全に納得していないまま続けることに、居心地の悪さはあります。
それでも、無理に安心しようとしたり、反対に不安だけで結論を急いだりするより、
今はこう判断している。ただし、判断は固定しない。
と置いておく方が、私には合っていました。
まとめ|飲みミノへの引っかかりは、消さずに扱えばいい
飲みミノに不安を感じるのは、自然なことだと思います。
AGAに対するミノキシジル内服は、日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは推奨されていません。
そのため、
効果があるように感じるから、気にせず続ければよい。
とは言えません。
一方で、服用中の人が不安を感じたからといって、自己判断で突然やめることも勧められません。
私自身は、
- 不安があることを否定しない
- 続ける理由を自分の中で確認する
- 体調の変化があれば医師に相談する
- 見直す条件を決めておく
- 今の判断を一生の決定にしない
という形で考えています。
私にとって飲みミノは、
安全だと信じ切って、一生続けるもの。
ではありません。
不安が残っていることを忘れず、必要になったら医師と考え直すもの。
です。
今のところは続けている。
でも、ずっと続けるとは決めていない。
その状態を曖昧なまま放置するのではなく、自分なりの条件を置いておく。
それが、飲みミノへの引っかかりと付き合う、現在の私の方法です。

