※これは医療アドバイスではなく、あくまで私個人の体験記録です。
治療の開始・継続・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
髪は、もう戻らないものだと思っていた
治療を始める前、
私が一番強く思い込んでいたのは、
毛周期が一生分終わっているから、
抜けて薄毛になっている。
つまり、根本的に髪はもう戻ってこない。
という考えでした。
薄くなっているのは、
「進行中」ではなく
「もう終わった結果」。
だから、
何をしても意味がない。
そう思っていました。
その誤解は、どこから来たのか
今振り返ると、
原因はいくつか思い当たります。
当時の私は、
「どこまで行けば十分か」という基準を持たないまま、
最悪の前提だけで考えていました。
→ AGA治療を1年続けて分かった、「困らない状態」の作り方
一つは、
毛周期について軽く調べたときの説明を、
自分なりに曲解してしまったこと。
それから、
父が育毛剤を使っていた記憶も影響していたと思います。
正直に言えば、
- 効いていた印象はない
- 気休め
- お金の無駄
そんなイメージしか残っていませんでした。
その延長で、
自分はもう終わった
くらいに、
無意識に決めてしまっていたのだと思います。
一番つらかったのは、子どもたちのことだった
この思い込みが、
一番重くのしかかっていたのは、
子どもたちにとって
「普通のお父さん」で
いてあげられなくなってしまった
という感覚でした。
自分の見た目の問題というより、
- 申し訳なさ
- 足を引っ張ってしまうのではないか
そんな気持ちが強かったです。
薄毛そのものよりも、
役割を果たせなくなった気がしたことが、
一番苦しかったのかもしれません。
この思い込みのせいで、
判断が重くなり、見通しが立たない時間が長くなりました。
その頃の一番しんどかった状態については、
別の記事で詳しく書いています。
実際は、「終わっていなかった」
治療について調べていく中で、
正直、拍子抜けしました。
いや、終わっていない。
しかも、思っていたより安価に。
そんな感覚です。
「え?いいの?」
「終わったと思っていたのに?」
驚きのほうが大きかった。
情報を集めていくうちに、
いけそうだな
というイメージが、
7:3くらいで持てるようになっていました。
絶対ではないけれど、
期待できそう。
それくらいの距離感です。
この誤解が少しほどけたあと、
初めて「これは失敗じゃないかもしれない」と思えた瞬間がありました。
→ AGA治療を始めて「最初に安心できたサイン」は何だったか
今でも、分からないことは分からないまま
今も、
完全に分かったとは思っていません。
- 薬を飲んでいれば、ずっと維持できるのか
- いずれ終わりは来るのか
- 来るとしたら、いつなのか
正直、よく分かりません。
ただ一つ言えるのは、
自分にとって、
絶対に一生生やしておかなければならない
ものではない
という感覚です。
だからこそ、
必要以上に重くならずに、
続けられているのだと思います。
今なら、当時の自分にこう言う
もし今、
治療を始める前の自分に
最初に声をかけるなら、
「そんなに決めきらなくていい」
そう言うと思います。
終わったかどうかを、
一人で確定させなくていい。
いくつか可能性が残っているなら、
その中で、
自分が納得できる選択をすればいい。
それだけだったのだと、
今は思います。
まとめ
治療を始める前、
私が一番誤解していたのは、
もう戻らない
もう終わっている
という前提でした。
その思い込みが、
判断を重くし、
気持ちを追い込んでいた。
実際は、
「終わっていないかもしれない」
という余地が、
思っていたより残っていました。
この話は、
- すぐ始めたほうがいい
- 誰でも効果がある
という話ではありません。
ただ、
最初から「終わった」と決めなくていい
その一言だけが、
伝わればいいと思っています。

