最近、鏡を見る回数が増えていませんか。
外出先のガラスに映る自分を見て、
少し気持ちが沈むことはありませんか。
人と話していても、
「頭を見られているんじゃないか。」
そんなことばかり考えてしまう。
私もそうでした。
当時の私が苦しかったのは、
髪が薄くなったことだけではありません。
頭の中を、そのことがずっと占領していたことでした。
朝、鏡を見る。
外へ出る。
ガラスに映る自分を見る。
風が吹く。
そのたびに頭へ意識が戻る。
一日中、その繰り返しでした。
当時の私は、
「もうどうにもならない。」
と本気で思っていました。
坊主にしても気になる。
鏡に映る自分は、
生々しい傷口のようでした。
伸ばして隠したとしても、
今度は風で髪が乱れることが気になる。
今振り返ると、
私は薄毛に悩んでいたというより、
薄毛に心を奪われていました。
治療を始めて半年ほど経った頃。
少しずつ産毛が育ち、
坊主を4ミリから1センチほどまで伸ばせるようになりました。
周りから見れば、
本当に小さな変化だったと思います。
鏡を見たとき、
今まであれほど痛々しく感じていた自分の姿が、
ようやく世界と馴染めた。
そんな感覚がありました。
心の中のザワザワも、
少しずつ静かになっていきました。
20か月以上経った今でも、
私はAGA治療を続けています。
髪のことが、
まったく気にならなくなったわけではありません。
でも、
鏡を見たとき、
「まあ、いいでしょう。」
そう思えます。
振り返ると、
私が本当に取り戻したかったのは、
髪ではありませんでした。
普通の日常でした。
私は、
治療を始めるか。
薬を続けるか。
どこまで続けるか。
そのたびに、
「自分はどこまでなら納得できるだろう。」
その答えを探してきました。
だから私は、
私ならどう考えるか。
私ならどう判断するか。
その理由を、
このサイトに残していこうと思います。
もし今、
鏡を見るたびに気持ちが沈むなら。
風が吹くたびに、
頭のことばかり考えてしまうなら。
「もうどうにもならない。」
そう思っているなら。
20か月後の私は、
あの頃の自分にも、
今のあなたにも、
同じ言葉を伝えたいです。
「それ、どうにもならないと思っているかもしれないけど、何とかなるよ。」
私が考える「困らない状態」については、こちらの記事に残しています。
→AGA治療はどこで終わればいい?40代の私が考える「困らない状態」

