※これは医療アドバイスではなく、私個人の体験と判断を整理したものです。フィナステリドの継続・変更・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
フィナステリドを飲み続けていると、
「このまま続けていいのか。」
「いつまで飲むのだろう。」
「もうやめてもいいのではないか。」
と考えることがあります。
私自身も、治療を始める前は、
一度始めたら、ずっと続けなければならないのではないか。
という不安がありました。
現在もフィナステリドを続けていますが、何があっても飲み続けると決めているわけではありません。
結論から言うと、私なら、
効果・副作用・負担の3つを確認し、続ける条件が保たれている間は続けます。
反対に、条件のどれかが崩れたら、医師に相談したうえで治療内容を見直します。
「続けるべきか」を一度で決めるのではなく、
今の自分には、まだ続ける意味があるか
を、その時々の条件から判断しています。
フィナステリドを続けるか判断する3つの条件
私が確認しているのは、次の3つです。
- 自分にとって意味のある効果があるか
- 副作用や体調面の問題を許容できるか
- 費用や服薬が生活の負担になっていないか
すべての条件が保たれているなら、私には続ける理由があります。
一方で、どれかが大きく崩れれば、
「ここまで続けたから。」
という理由だけでは継続しません。
1.自分にとって意味のある効果があるか
最初に見るのは、治療によって自分の困りごとが小さくなっているかです。
ここでいう効果は、
「完全に元の毛量へ戻ったか。」
だけではありません。
私の場合、フィナステリドを含むAGA治療を始めた目的は、髪を長く伸ばすことではありませんでした。
治療前は、薄い部分を目立ちにくくするため、1〜2ミリまで短くしていました。
その後、頭皮アートメイクによって4ミリほどまで伸ばせるようになり、AGA治療を始めてからは、頭頂部を約1センチまで伸ばせるようになりました。
完全に薄毛がなくなったわけではありません。
それでも、
- 鏡を見るたびに同じ場所を確認することが減った
- 帽子を必ずかぶらなくても過ごせるようになった
- 髪のことを考える時間が大きく減った
- 約1センチの長さで困らずに過ごせている
という変化がありました。
私にとっては、これが治療を続ける意味になっています。
大切なのは、他人から見てどれだけ増えたかではなく、
治療を続けることで、自分の生活が実際に楽になっているか
だと思います。
2.副作用や体調面の問題を許容できるか
効果を感じていたとしても、体調面の問題が大きければ、そのまま続けるとは限りません。
私の場合、治療開始直後に頭痛を感じた時期がありました。
そのときは、
この状態が続くなら、治療を続けられないかもしれない。
と思いました。
結果的には自然に治まり、その後は大きな問題を感じずに続けています。
ただし、頭痛が治まらなかった場合や、別の体調変化が続いていた場合には、効果があっても医師へ相談していたと思います。
副作用について不安になったとき、
「髪のためだから我慢する。」
という判断はしません。
見るのは、
- 症状が一時的なものか
- 日常生活に支障があるか
- 不安を抱えながら続ける状態になっていないか
- 医師に相談したうえで継続可能と考えられるか
です。
治療によって見た目の不安が減っても、体調への不安が大きくなれば、私にとってはプラスとは言えません。
私が実際に感じた体の変化については、こちらの記事でまとめています。
→ AGA治療の副作用は実際どうだった?頭痛・体毛・精液量の変化を40代男性が記録
3.費用や服薬が生活の負担になっていないか
治療の効果と体調に問題がなくても、費用や服薬が大きな負担になれば、判断は変わります。
私が現在支払っている費用は、月に約1,700円です。
薬を飲むことも、生活の中に自然に組み込めています。
そのため、現時点では、
- 家計を圧迫していない
- 支払いにストレスを感じていない
- 毎日の服薬を大きな手間に感じていない
- 治療のために生活を変える必要がない
という状態です。
この負担で今の状態を保てているなら、私には続ける意味があります。
ただし、費用の感じ方は人によって違います。
同じ金額でも負担になる人はいますし、高額な治療を続けている場合は、得られている効果との釣り合いをより慎重に考える必要があります。
効果は感じるが、費用のために生活が苦しくなる。
という状態なら、薬やプランの変更を医師に相談する、治療を縮小する、やめるといった選択も考えます。
私が現在もフィナステリドを続けている理由
私が現在も続けている理由は、3つの条件が保たれているからです。
- 約1センチの坊主で困らずに過ごせている
- 現在は続けられないほどの体調問題を感じていない
- 月約1,700円と服薬の手間が大きな負担になっていない
さらに、子どもたちの存在もあります。
私の中には以前から、
子どもたちが父親の見た目を気にする時期までは、なるべく「普通のお父さん」でいてあげたい。
という思いがありました。
子どもたちがまだ成長の途中にいる今、無理のない範囲で現在の状態を保てるなら、それも私にとっては続ける意味の一つです。
ただし、子どもたちが成長し、自分の優先順位が変われば、判断も変わるかもしれません。
現在の判断を、一生変えないと決めているわけではありません。
「やめるのが不安」だけで続けない
フィナステリドを続けている人の中には、
「やめたら元へ戻ってしまうのではないか。」
という不安があると思います。
私にも、その気持ちはあります。
ただ、
やめるのが怖いから
という理由だけで続ける状態にはしたくありません。
やめたときに状態が変わる可能性を考えることと、恐怖で治療を手放せなくなることは別です。
私は、
- 今も効果に意味があるか
- 体調面で続けられるか
- 費用や服薬の負担は許容できるか
を見たうえで、続ける方を選んでいます。
もし3つの条件が崩れているのに、
「やめるのが怖い。」
だけで飲み続けているなら、一度医師へ相談して整理した方がよいと思います。
一度減ったように感じても、すぐには変えなかった
治療開始から8か月頃、私は一度、
「前より減ったのではないか。」
と感じた時期がありました。
ただ、その時点でも、
- 治療前ほど困る状態へ戻っていない
- 体調面に新しい問題がない
- 費用や服薬の負担も変わっていない
という条件が保たれていました。
そのため、一度の見え方だけで、
「フィナステリドが効かなくなった。」
とは判断しませんでした。
治療内容を変えずにしばらく様子を見たところ、翌月頃には、また少し戻ったように感じました。
この経験から、一日や一時期の見え方ではなく、
続ける条件全体が変わったか
を見るようになりました。
→ AGA治療を続けていて「一度、減った気がした」ときの話
― 8〜9か月目に感じた揺れについて
フィナステリドを続けるか見直した方がよい場合
私なら、次のような場合には、現在の治療をそのまま続ける前に医師へ相談します。
効果を感じられず、困りごとも減っていない
一定期間続けても、自分にとって意味のある変化がない。
治療前と同じように困っている。
それなのに、習慣だけで薬を飲み続けている。
こうした状態なら、現在の治療内容が合っているのか、確認する必要があります。
ただし、短期間で結論を出すのではなく、効果を確認する時期についても医師と相談します。
副作用や体調への不安が続いている
体調に明らかな変化がある。
日常生活に支障が出ている。
副作用への不安で、薬を飲むたびに気持ちが乱れる。
この場合は、自己判断で我慢したり、急に中止したりせず、医師へ相談します。
費用や服薬が生活の負担になっている
治療費が家計を圧迫している。
薬を飲むことが強いストレスになっている。
治療を続けるために、他の大切なものを削っている。
そこまでして続ける必要があるかは、見直してよいと思います。
治療を始めた目的が、すでに変わっている
以前は見た目に強く困っていたが、現在はそれほど気にならない。
生活環境や家族の状況が変わった。
髪型や薄毛に対する考え方が変わった。
目的が変われば、以前と同じ治療を続ける必要があるとは限りません。
「続けるべき人」「やめるべき人」とは分けきれない
フィナステリドを続けるべき人と、やめるべき人を、簡単に分けることはできません。
同じ程度の効果があっても、
- 見た目にどれほど困っているか
- 副作用をどう感じるか
- 費用を負担に感じるか
- 薄毛をどこまで改善したいか
- 生活や家族の中で何を優先するか
によって、判断は変わります。
そのため私は、
この条件なら、いまは続ける。
条件が変わったら、そのときに見直す。
という考え方をしています。
一度決めた判断を、生涯守る必要はありません。
続けると決めたあとに、やめてもいい。
やめようと思ったあとに、医師へ相談して続けてもいい。
自分の状態が変われば、判断も変わってよいと思います。
続けるか迷ったときの確認項目
私なら、次の順番で確認します。
効果
- 治療前より、実際に困りごとは減ったか
- 自分にとって意味のある状態を保てているか
- さらに増やすことではなく、現在を維持する意味はあるか
副作用
- 体調に変化はないか
- 日常生活に支障はないか
- 不安を抱えたまま無理に続けていないか
- 医師へ相談すべき症状を放置していないか
負担
- 費用は生活に無理のない範囲か
- 服薬が強いストレスになっていないか
- 治療のために他の大切なものを削っていないか
この3つを確認し、
効果はある。
副作用は許容できる。
負担も大きくない。
のであれば、私ならその時点では続けます。
一方で、どれかが大きく崩れれば、
「続けるべきか。」
ではなく、
何を変えれば、自分にとって納得できる状態になるか
を医師と相談します。
フィナステリドを続けるべきかは、条件で決める
フィナステリドを続けるべきかどうかに、全員へ共通する答えはありません。
ただ、
「自分にとってプラスかどうか。」
だけでは、判断が曖昧になりやすいと思います。
私は、
効果・副作用・負担
の3つに分けて考えています。
現在の私は、
- 以前より困らずに生活できている
- 続けられないほどの体調問題はない
- 費用や服薬の負担も小さい
という条件が保たれているため、フィナステリドを続けています。
ただし、将来も同じ判断をするとは限りません。
子どもたちが成長したとき。
体調や費用が変わったとき。
効果に意味を感じなくなったとき。
その時点で、もう一度考えます。
続けることが正解でも、やめることが失敗でもありません。
治療には時間を預ける。
でも、判断まで預けない。
私にとっては、その距離でフィナステリドと付き合うのが、いま一番納得できる形です。
やめる時期をどう考えているかは、こちらの記事で整理しています。
→ フィナステリドはいつやめる?
40代の体験から考える「やめるタイミング」
実際に自分がやめてもよい状態か確認したい方はこちらです。

