43歳で「あれ?」と思う瞬間が、何度も重なった

AGA治療を始めて3ヶ月、変化がなく立ち止まって考える時期を表す空のイメージ

※これは医療上の助言ではなく、私個人の体験記録です。治療の開始・継続・中止については、医師に相談したうえで判断してください。


鏡や写真を見たとき、

「あれ?」

と思うことがありました。

違う。
気のせいだ。

まだ43歳だし、さすがにもう少し先だろう。

そう思いながらも、なぜか同じ場所を何度も確認している自分がいました。

最初から、はっきり

「薄くなった。」

と思ったわけではありません。

ただ、鏡を見るたび、写真を撮るたびに、

ほんの一瞬、視線が同じところへ戻る。

そんなことが、少しずつ増えていきました。

小さなことが、重なっていった

決定的だったのは、他人の言葉でした。

帰省したとき、母親から、

「薄くなった? 光の加減かな?」

と言われました。

仕事先のおばあさんからは、

「なんかスカスカしてきたね。」

と、悪気なく言われました。

美容院でも、それまで一度も勧められたことのなかった頭皮マッサージを提案されるようになりました。

どれも、一つひとつは小さな出来事です。

誰かに強く指摘されたわけでもありません。

はっきり、

「ハゲた。」

と言われたわけでもありません。

でも、重なると違いました。

もう、間違いない。

そう思わざるを得ませんでした。

今振り返ると、最初の違和感は40歳を過ぎた頃から、何度も繰り返していたのだと思います。

「ああ、やっぱりか」と思った

正直、ショックがなかったわけではありません。

ただ、最初に出てきた感情は、強い驚きや絶望というより、

「ああ、やっぱりか。」

というものでした。

家系的にも、いずれそうなることは分かっていました。

結婚して、子どももいる。

これから恋愛をするわけでもありません。

だから、理屈の上では、

「仕方がない。」

「受け入れるしかない。」

と、自分に言い聞かせることもできました。

自分は、もう少し懐の広い人間だと思っていた

正直に言うと、

自分はもう少し懐の広い人間だと思っていました。

ハゲたら、ハゲたでしょうがない。

人間、中身の方が大事なんだから。

そう言える自分でいられると、どこかで思っていたのだと思います。

でも、実際にはそんなに簡単ではありませんでした。

理屈では納得しようとしているのに、気持ちの方が追いつかない。

不安というほど強い感情ではない。

それでも、穏やかではいられない。

想像していた以上に、心はざわついていました。

まだ、何も決めていなかった

この時点では、まだ何かを始めようと決めていたわけではありません。

治療を調べていたわけでもありません。

坊主にしようと決めていたわけでもありません。

ただ、

「気づいてしまった。」

それだけでした。

でも、一度気づいてしまうと、それまでのようには戻れませんでした。

鏡を見る。

写真を見る。

誰かの視線が気になる。

また、同じ場所を確認する。

まだ何もしていないのに、頭の中ではすでに何かが始まっていました。

私が最初に困ったのは、「薄毛」そのものではなかった

今振り返ると、この時点で困っていたのは、薄毛そのものだけではなかったと思います。

薄毛かもしれない。

でも、どの程度なのか分からない。

この先どうなるのかも分からない。

何かをした方がいいのか、そのままでいいのかも分からない。

判断する材料がないまま、気持ちだけが先にざわついていました。

まだ選択肢を考える前です。

まだ、何も試していません。

ただ、以前のように何も考えずにいられる状態には、もう戻れなくなっていました。

それが、この頃の私の現在地でした。

気づいたあと、最初に考えたこと

薄毛だと認めたあと、私はすぐAGA治療を始めたわけではありません。

まず考えたのは、

このままにするのか。
短くするのか。
隠すのか。
治療するのか。

ということでした。

当時の自分なりに、いくつかの選択肢を並べました。

そして最初に選んだのは、AGA治療ではなく、坊主でした。

次の記事では、薄毛だと分かったとき、私が最初に考えた4つの選択肢について書きます。

→ ハゲたと分かったとき、最初に考えた4つの選択肢

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。