薄毛に気づいてから、AGAと落ち着いて暮らせるまで― 41歳で「あれ?」と思った日から、現在までの記録 ―

薄毛に気づいてからAGAと落ち着いて暮らせるまでの経過を、節目のある一本の線で表した抽象イメージ

※これは医療上の助言ではなく、私個人の経験を時系列に並べた記録です。治療の開始・継続・中止については、医師に相談したうえで判断してください。

41歳の頃、鏡や写真を見るたびに、

「あれ?」

と思う瞬間が増えていきました。

最初は、光の加減だと思いました。

気のせいかもしれないとも思いました。

けれど、家族や周囲の人からも変化を指摘され、少しずつ、

「やはり薄くなっている。」

と認めざるを得なくなりました。

そこから私は、すぐにAGA治療を始めたわけではありません。

どんな選択肢があるのかを考え、まず坊主にしました。

5ミリから少しずつ短くして、最後は1〜2ミリまで試しました。

それでも落ち着くことができず、頭皮のアートメイクを受けました。

アートメイクによって、極端に短い坊主からは少し離れられました。

そのあとに残った、

「あと少しだけ。」

という思いから、AGA治療を始めました。

治療を始めても、最初の3か月はほとんど変化がありませんでした。

6か月頃にようやく意味のある変化を感じ、その後も増えたように見えたり、減ったように見えたりしながら、少しずつ現在の状態へ落ち着いていきました。

このページでは、その経過を起きた順番に並べています。

結果だけではなく、

  • その時点で何を知っていたか
  • 何に困っていたか
  • なぜその選択をしたか
  • 実際に試して何が分かったか
  • 次にどこへ進もうと思ったか

を、それぞれの記事に残しています。

最初から順番に読んでも構いません。

今の自分に近いところから読んでもらっても大丈夫です。

薄毛に気づいてから現在までの記録

  1. 41歳で「あれ?」と思う瞬間が、何度も重なった
  2. ハゲたと分かったとき、最初に考えた4つの選択肢
  3. 坊主にすれば楽になると思っていた―5ミリから1ミリまで試して分かったこと
  4. 見通しが立つまで、なぜあんなに落ち着かなかったのか
  5. アートメイクを選んだ理由―1〜2ミリ坊主から、もう少し自然な長さへ
  6. アートメイクだけで終わらず、AGA治療を始めた理由
  7. AGA治療を始めて3か月、何も変わらないときに起きること
  8. AGA治療は、いつから「やってよかった」と感じ始めたか
  9. AGA治療を続けていて「一度、減った気がした」ときの話
  10. AGA治療を始めて、1年経っても続けている理由
  11. AGAと、いまの自分の距離感―治す・隠す・諦める、そのどれでもなかった話

最初から追う場合は1から、今の状況に近いところから読みたい場合は、気になる記事から進んでください。

1.薄毛に気づき、選択肢を考えた頃

41歳で「あれ?」と思う瞬間が、何度も重なった

鏡や写真を見るたびに、視線が同じ場所へ戻る。

家族や周囲の人からも変化を指摘され、

「ああ、やっぱりか。」

と思った頃の記録です。

理屈では、

「ハゲたら仕方がない。」

「人間は中身の方が大切だ。」

と言えるつもりでした。

でも、実際には気持ちが追いつきませんでした。

自分はもう少し懐の広い人間だと思っていた。

そんな自分に気づいたところから、この話は始まります。

ハゲたと分かったとき、最初に考えた4つの選択肢

薄毛を認めたあと、私が考えたのは、

  • AGA治療
  • スキンヘッド
  • 髪を伸ばして隠す
  • 坊主にする

という4つの選択肢でした。

当時の私は、AGA治療にほとんど期待していませんでした。

一方で、髪を伸ばして隠せば、風やセットを気にし続けることになる。

私が探していたのは、格好よく見える方法よりも、

薄毛のことを、これ以上考え続けなくて済む方法

だったのだと思います。

その結果、最初に選んだのが坊主でした。

2.坊主にしても、落ち着けなかった頃

坊主にすれば楽になると思っていた―5ミリから1ミリまで試して分かったこと

短くすれば、薄い部分と濃い部分の差は分からなくなる。

そう思い、最初は5ミリにしました。

ところが、実際には髪の長さよりも、密度の差が気になりました。

そこで4ミリ、3ミリと少しずつ短くし、最後は1ミリまで試しました。

短くするほど、薄さは目立ちにくくなります。

しかし今度は、髪型そのもののインパクトや生々しさが強くなりました。

目立ちにくいことと、自然に見えることは同じではない。

実際に坊主を試したことで、その違いに気づきました。

見通しが立つまで、なぜあんなに落ち着かなかったのか

1〜2ミリまで短くしても、気持ちは落ち着きませんでした。

薄さを目立ちにくくすれば、髪型そのものに違和感が出る。

自然に見える長さまで伸ばせば、また薄さが目立つ。

どちらへ進んでも、何かが引っかかりました。

この頃が、薄毛に気づいてから一番落ち着かなかった時期だったと思います。

あるとき私は、薄く見える部分にボールペンで点を描きました。

現実的な方法ではありません。

ただ、頭皮と髪の色の差が少し小さくなるだけで、見え方が変わることに気づきました。

その経験から、頭皮のアートメイクという選択肢へたどり着きます。

見通しは、最後の答えが分かることではない。
次にどこへ進むかが見えること。

そう気づいた頃の記録です。

3.アートメイクからAGA治療へ進んだ頃

アートメイクを選んだ理由―1〜2ミリ坊主から、もう少し自然な長さへ

私がアートメイクに期待したのは、薄毛を完全に隠すことではありませんでした。

大きく髪を増やしたかったわけでもありません。

1〜2ミリまで短くしなくても、薄い部分が少し馴染む。

もう少し自然に感じられる長さを選べる。

その状態を求めていました。

薄毛を気にしている自分を否定するのではなく、

自分は、どこまでなら納得できるのか。

を考えるようになった頃でもあります。

また、子どもたちが成長し、父親の見た目を気にする時期までは、なるべく「普通のお父さん」でいてあげたい。

そんな思いも、自分の中にありました。

アートメイクだけで終わらず、AGA治療を始めた理由

アートメイクを受けたことで、私は4ミリほどまで髪を伸ばせるようになりました。

以前の1〜2ミリと比べれば、かなり自然に感じられる状態です。

それでも、

あと少しだけ、長さを出せたら。

という思いが残りました。

その頃、AGA治療について調べ直し、以前考えていたよりも現実的な選択肢だと感じるようになりました。

完全に元へ戻したかったわけではありません。

もう一段だけ、選べる長さを広げられないか。

効果がなければ、そのときに考える。

体に合わなければ、無理に続ける必要はない。

やめる選択肢も残したまま、私はAGA治療を試すことにしました。

4.治療を始め、変化を待った頃

AGA治療を始めて3か月、何も変わらないときに起きること

治療を始めてから最初の3か月は、自分で分かる変化がほとんどありませんでした。

初期脱毛も、はっきりとは感じません。

生えてきたとも言えません。

一番つらかったのは、変化がないことよりも、

続けるべきか、やめるべきか判断できないこと

でした。

それでも私の場合は、3か月を過ぎた頃から、薄かった部分に産毛のようなものが見え始めました。

3か月時点では失敗だったのではなく、まだ判断材料が揃っていなかった。

今振り返ると、そう感じています。

AGA治療は、いつから「やってよかった」と感じ始めたか

私が初めて、

「治療を始めてよかったかもしれない。」

と思ったのは、治療開始から6か月ほど経った頃です。

ある日突然、劇的に髪が増えたわけではありません。

頭頂部を約1センチまで伸ばせるようになり、鏡や人の視線を気にする時間が減った。

帽子も、

「かぶらなければならないもの」

ではなくなった。

髪の量より先に、行動と気持ちが変わっていました。

私にとっての「やってよかった」は、髪が完全に戻ったことではなく、

日常の中で、以前ほど困らなくなったこと

でした。

AGA治療を続けていて「一度、減った気がした」ときの話

6か月頃に意味のある変化を感じたあと、8か月頃には、

「前より減ったのではないか。」

と思う時期がありました。

一度良くなったと思ったからこそ、少しの変化が気になりました。

ただ、その時点でも日常生活では大きく困っておらず、体調や費用の条件にも変化はありませんでした。

そのため、私はすぐに治療内容を変えず、少し様子を見ることにしました。

9か月頃には、また少し戻ったように感じました。

本当に髪が減っていたのか、光や長さによってそう見えただけなのかは分かりません。

この時期を通して、

一度の見え方だけで、治療の成否を決めない

という考え方が、自分の中にできていきました。

5.治療が日常の中心から離れていった頃

AGA治療を始めて、1年経っても続けている理由

治療開始から1年。

私はそのまま治療を続けていました。

すごく効いているから、何としても続けたい。

ここまで続けたから、やめるのがもったいない。

そういう理由ではありません。

約1センチの坊主で困らずに過ごせている。

費用が大きな負担ではない。

薬を飲むことも生活の負担になっていない。

体調にも、続けられないほどの問題はない。

そして、子どもたちはまだ成長の途中にいる。

続ける条件が保たれており、やめなければならない理由もなかった。

そのため、頑張っている感覚もなく、自然に続けていました。

AGAと、いまの自分の距離感―治す・隠す・諦める、そのどれでもなかった話

AGA治療を始めて約1年9か月。

現在の状態を一言で言うと、

一旦、落ち着いている。

という感じです。

完全に元へ戻ったわけではありません。

それでも、髪のことを考える時間は、一日10分もないと思います。

これ以上増やしたいという気持ちも、特にありません。

無理に続ける理由もない。

無理にやめる理由もない。

必要になったときに、また考えればいい。

以前と比べて、

判断が終わった領域が、確実に増えています。

AGAを治したわけでも、諦めたわけでもありません。

ただ、それが自分の生活の中心から、静かに離れていきました。

現在の私とAGAとの距離を書いた記事です。

この順番が、誰にでも当てはまるわけではありません

私の場合は、

坊主
→ 頭皮アートメイク
→ AGA治療

という順番になりました。

ただ、これは誰にでも必要な順番ではありません。

最初からAGA治療を選ぶ人もいると思います。

坊主だけで納得できる人もいます。

治療をしない人もいます。

髪を伸ばして整える方法が合う人もいます。

同じ薄毛でも、

  • 顔立ちや似合う髪型
  • 薄くなっている場所
  • 見た目に対する違和感
  • 費用や副作用への考え方
  • 家族や仕事など生活上の事情

によって、納得できる選択は変わります。

ここに並べたのは、正解の手順ではありません。

私が実際に迷い、試し、その都度考えた順番です。

この経過が、誰かに同じ選択を勧めるものではなく、

自分は、何に困っているのか。
どこまでなら納得できるのか。

を考える材料になればと思っています。

いまの迷いから探したい方へ

時系列を最初から追う必要がない方は、今の迷いに近い記事から読むこともできます。

治療を始めるか迷っている。

3か月たっても変化がない。

治療内容を変えるべきか迷っている。

いつやめるのか決められない。

どこをゴールにすればよいか分からない。

そうした疑問については、体験の経過とは別に、判断材料として整理した記事があります。

いまの迷いから記事を探す

最後に

薄毛に気づいた頃の私は、

「これから、どうなるのだろう。」

と考え続けていました。

坊主にすれば終わると思いました。

それでも落ち着かず、別の方法を探しました。

一つ試すたびに、すべてが解決したわけではありません。

ただ、その都度、

「自分は何が嫌だったのか。」

「次に何を試せるのか。」

が少しずつ見えるようになりました。

最後の答えが、最初から分かっていたわけではありません。

いまも、将来ずっと同じ判断をするとは限りません。

それでも現在は、薄毛のことを考え続けずに日常を過ごせています。

私が取り戻したかったのは、髪そのものだけではなかったのだと思います。

鏡を見ても、外を歩いても、家族と過ごしていても、
頭のことばかり考えなくていい時間。

ここに並べた記事は、そこへ至るまでの記録です。