※これは医療アドバイスではなく、あくまで私個人の体験記録です。
治療の継続・中止については、必ず医師に相談したうえで判断してください。
AGA治療を始めてから3か月ほどは、自分で分かる変化がほとんどありませんでした。
初期脱毛も、はっきりとは感じない。
生えてきたとも言えない。
「本当に効いているのだろうか。」
と思いながらも、まだ判断材料が揃っていないと考え、治療を続けていました。
その後、欠けているように見えていた部分に、うっすら産毛のようなものが見えるようになりました。
ただ、その時点でも、
「生えた。」
と確信できたわけではありません。
私が初めて、
治療を始めてよかったかもしれない。
と思えたのは、もう少しあとのことでした。
治療を始めて、6か月ほど経った頃です。
「生えた」と確信した瞬間ではなかった
AGA治療について調べていると、
「何か月で生えたか」
「いつから効果が出たか」
という話をよく目にします。
私も治療を始める前は、何か月目かにはっきりした変化が起きて、
「効いた。」
と分かる瞬間が来るのだと思っていました。
でも、実際には違いました。
ある日突然、髪が増えたわけではありません。
毎日見ていると、変化はほとんど分かりません。
少し前の写真と比べたり、坊主の長さを変えてみたりして、ようやく、
「以前とは少し違うかもしれない。」
と気づく程度でした。
私にとっての「やってよかった」は、劇的な結果を見た瞬間ではありませんでした。
日常の中で、以前ほど困らなくなっていることに気づいたときでした。
4ミリから、約1センチまで伸ばせるようになった
アートメイクを受けたあと、私は坊主を4ミリほどまで伸ばせるようになっていました。
それ以前の1〜2ミリと比べれば、かなり自然に感じられる長さです。
ただ、4ミリを超えると、髪がある部分と薄い部分の差が目立ちやすくなりました。
その「あと少し」を確かめたくて、AGA治療を始めました。
治療を始めて6か月ほど経った頃、頭頂部を約1センチまで伸ばしてみました。
完全に密度が揃ったわけではありません。
薄い部分は、やはり薄いままでした。
それでも、以前のように大きな段差としては感じませんでした。
1センチまで伸ばしても、自分の中では許容できる。
このことは、私にとって大きな変化でした。
1〜2ミリにするしかなかった頃から考えると、選べる長さがかなり広がったからです。
見た目より先に、行動が変わっていた
その頃から、自分の行動が少しずつ変わりました。
鏡を見るたびに、同じ場所を確認することが減りました。
外出先の窓に姿が映っても、以前ほど頭ばかりを見なくなりました。
写真を撮られるときも、薄く見えていないかを強く意識しなくなりました。
帽子をかぶる習慣は残っていました。
ただ、それまでのように、
頭を隠すために、かぶらなければならない
という感覚ではなくなっていました。
かぶってもいい。
かぶらなくても、それほど困らない。
その違いは大きかったです。
前向きになったというよりも、薄毛に気づく前のような落ち着きが少し戻ってきた感覚でした。
「やってよかった」は、髪の量だけでは決まらなかった
6か月の時点で、薄毛がなくなったわけではありません。
周囲と同じ密度になったわけでもありません。
治療を終えられる状態になったわけでもありません。
それでも私は、
治療を始めてよかったかもしれない。
と思い始めました。
理由は、髪がどれだけ増えたかだけではありません。
約1センチまで伸ばせるようになった。
鏡を確認する回数が減った。
帽子をかぶらなくても落ち着いていられるようになった。
頭のことを考えない時間が増えた。
そうした変化が重なったからです。
私が求めていたのは、髪を完全に元へ戻すことではありませんでした。
日常の中で、薄毛に心を持っていかれすぎない状態でした。
6か月頃、その状態に初めて近づいていると感じました。
坊主とアートメイクがあったから、途中を待てた
AGA治療だけでも、最終的には同じような変化が起きた可能性はあります。
ただ、私の場合はその前に坊主を試し、アートメイクも受けていました。
アートメイクによって4ミリほどまで伸ばせる状態になっていたため、治療の変化が出るまでの間も、以前よりは落ち着いて過ごせました。
治療だけにすべてを期待せずに済んだことも、大きかったと思います。
まだ生えていなくても、今の状態で暮らせる。
思ったような結果にならなくても、戻れる場所がある。
その感覚があったことで、3か月で変化が見えなかったときも、すぐに白黒をつけずにいられました。
結果として、坊主もアートメイクもAGA治療も、私にとっては別々の選択ではありませんでした。
その時々の違和感を、一段ずつ小さくするための流れだったのだと思います。
6か月で「治療が終わった」わけではない
6か月で変化を感じたからといって、そこで治療を終えようとは考えませんでした。
この先、さらに変化するのか。
今の状態が維持されるのか。
一度増えたように見えても、また減ることがあるのか。
まだ分からないことが残っていたからです。
ただ、3か月頃とは違いました。
3か月の頃は、
本当に何かが起きるのか。
が分かりませんでした。
6か月頃には、
少なくとも、自分の中では意味のある変化が起きている。
と思えるようになっていました。
それだけでも、治療との向き合い方は変わりました。
疑いながら続ける状態から、条件が保たれている間はもう少し様子を見ようと思える状態になりました。
私にとっての「やってよかった」は、困る時間が減ったこと
AGA治療で「やってよかった」と感じる時期は、人によって違うと思います。
髪の量が増えたと感じたときかもしれません。
抜け毛が減ったときかもしれません。
写真を見て変化を確認できたときかもしれません。
私の場合は、
約1センチまで伸ばせるようになり、頭のことを考える時間が減ったとき
でした。
劇的に変わったわけではありません。
それでも、
以前ほど困っていない。
以前ほど恥ずかしくない。
鏡を見るたびに判断しなくていい。
その状態に近づいたことで、初めて治療を始めた意味を感じました。
私が実際に利用しているオンラインクリニックと、選んだ理由はこちらです。
→ レバクリを2年以上使った私の体験談|価格と国産薬で迷って選んだ理由
「生えた」と言い切れることよりも、
日常が少し楽になったこと
の方が、私には重要でした。
AGA治療のゴールをどう考えるようになったのかは、別の記事で詳しく整理しています。
→ AGA治療はどこで終わればいい?40代の私が考える「困らない状態」
ただ、その後もずっと順調だったわけではなかった
6か月頃には、治療を始めてよかったと感じるようになりました。
ただ、そのあとも気持ちが完全に安定したわけではありません。
8か月頃には、
「さらに増えてきたかもしれない。」
と感じました。
ところが、その翌月には、
「前より減ったのではないか。」
と思う時期もありました。
毎日見ているからこそ、わずかな違いに気持ちが揺れました。
6か月で一度落ち着いたあとにも、治療効果を疑う場面は残っていました。
次の記事では、一度増えたと思った髪が減ったように感じたとき、私がどのように考えたのかを書きます。

